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経済

2017年10月6日

製薬の米アッヴィ、製造工場を開所

製薬の米系アッヴィはイスワラン通産相をゲストに、トゥアス・バイオメディカル・パークに建設した生物学製剤工場の開所式を開いた。ワクチンなど生物工学の研究に基づく薬品、生物学製剤を生産する。

 

アッヴィ(合同会社)は生物学製剤と分子標的薬の研究・開発会社。分子標的薬は標的となる細胞の特定分子に結合して効果を発揮する薬で、アッヴィは同パークに既に、低分子薬の生産工場を建設している。両工場の建設に4億Sドル(約397億円)を投じた。アッヴィがアジアに生産工場を設けたのは初めて。同社はほかに、米国、欧州、プエルトリコで計12の生産施設を運営している。

 

デロイトの調査によれば、世界の主要地域における医療支出は2015年から20年にかけ、年2.4~7.5%の増加が見込める。

 

イスワラン通産相は式典で、技術の進歩で生産技術も変容を遂げ、技術を採用した企業は生産性を上げ、他との差別化に成功すると指摘。既存のビジネスモデルは通用しなくなるが、新たな事業機会が生まれると述べた。

 

科学技術庁と経済開発庁(EDB)は14年から、ある程度職歴を積んだ労働者が新たな知識・技術を習得し成長産業に転職、就業するのを手助けする専門職転換プログラムを実施しており、これまでに350人が薬品・生物製剤部門への就労を果たした。

 

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