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経済

2017年10月3日

中国の石油化工集団、シンガポールでガソリンスタンドを経営へ

中国石油大手の石油化工集団がガソリンスタンド参入する。中国企業によるスタンド経営は中国石油天然気(ペトロチャイナ)に次いで2社目。ペトロチャイナはガソリンスタンド経営の地場資本企業SPCを8年前に買収した。

 

石油化工集団は住宅開発庁(HDB)が実施した北部イシュンの土地売却入札で、最高額の約35億円を提示し落札した。

 

その数カ月後、同社はホー・ビー・ランドからブキティマ・ロード沿いのスタンド用地を購入した。額は推定で約37億円。

 

同社香港ガソリン部門のジョナサン・ウォン氏によると、日程はまだ確定していないが、ガソリンスタンド開業は来年になる見通しだ。

 

どこからガソリンや軽油を調達するかは明らかにされていないが、業界関係者によると、オイルメジャーのシェルから供給を受けるもようだ。

 

石油化工集団という大企業がシンガポールという小さな市場に参入することについて業界コンサルタントのオン・エントン氏は「オイルメジャーにとりスタンド経営は最優先事項ではなく、しかも電気自動車の時代が到来しつつあり、スタンドを処分したいと望んでいる。中国としてはシンガポールで存在を示したいとの意欲がある。資金も豊富だ」とコメントした。

 

スタンドを2店舗経営する程度では採算は取れない。市場では、シェルが10~15のスタンドを売却、またはリースする可能性があるとの消息が伝えられている。

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