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貿易

2017年9月22日

シンガポール、ジュロン港に液体貨物ターミナル、合弁会社が発足

港湾運営のジュロン・ポートと独立系タンクターミナルで世界2位のドイツ系オイルタンキングは20日、合弁会社ジュロン・ポート・タンク・ターミナルズ(JPTT)発足を祝う式典を開催した。石油・石油化学品を貯蔵する液体貨物ターミナルを建設するため合弁だ。

 

ターミナルには桟橋が4つ建設された。総重量トン18万トンの船舶の接岸が可能。パイプラインで、石化施設が集積するジュロン島と接続される。

 

建設工事はロータリー・エンジニアリングとアンタラ・コーに発注した。ターミナルは2019年から操業を段階的に開始する。貯蔵能力は計48万立方メートル。

 

ジュロン・ポートは世界でも屈指の港湾運営業者を目指しており、新ターミナル建設はその戦略の一環。

 

アジア経済の成長で石化製品取引は増加しており、アフコ・ペトロケミカルズのリム代表によれば、産油国や石油関連会社の間で、下流部門へ業務の中心をシフトする動きが顕著だ。

 

海峡を挟んだマレーシアのジョホール州では、同国国営石油会社のペトロナスが製油・石化コンビナート(Rapid)を建設中だ。同事業には原油生産量・輸出量で世界最大のサウジ・アラムコが出資しており、物流拠点として利用する可能性がある。

 

しかしアフコのリム氏は、シンガポールはジュロン島のインフラ建設で20~30年をかけており、マレーシアが追い付くのはまだ先の話とみている。

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