シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPUOBとHSBC、固定金利の住宅ローンで3年物投入 DBSに対抗

経済

2017年9月11日

UOBとHSBC、固定金利の住宅ローンで3年物投入 DBSに対抗

〈シンガポール〉
住宅販売が増加し、住宅ローンの売り込み競争が激しくなっている。これまで最大手であるDBSの「縄張り」だった3年物固定金利ローンに、大華銀行(UOB)と香港上海銀行(HSBC)が参入した。中国銀行も3年物固定金利の住宅ローンを提供しているが、年により金利は変わる。

 

UOB、HSBCとも金利は1.68%とDBSと同じに設定した。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げの可能性が遠のき、低金利状態が続いていることが背景にある。

 

住宅ローンの計算基準であるシンガポール銀行間取引レートは今年、7月の1.13717%が最高で、最近は1.12283%の水準で推移している。固定金利の住宅ローンの提供では2年物が一般的で、3年物は銀行にとりリスクが大きい。資金調達コストが上昇する可能性があるためだ。

 

しかしDBSは低い利率の預金が多く、首脳が最近、3年物住宅ローンを年1.68%の金利で提供できる銀行はほかにないと豪語していた。

 

住宅市況では、第2四半期の新築・中古住宅の取引数は6,905戸と、前期比で33%、前年同期比で52%の増加だ。また融資総量規制が導入される前の、2013年第2四半期以来の高水準だった。上半期の住宅取引は前年同期比64%増の1万2,107戸。

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