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経済

2017年9月11日

証取初のユーロ建てREIT、豪クロムウエルがIPO

〈シンガポール〉
豪州上場企業のクロムウエル・プロパティー・グループは9月8日、クロムウエル・ユーロピアンREIT(不動産投資信託)の新規株式公開(IPO)を開始した。28日にシンガポール取引所(SGX)メーンボードに上場の予定だ。

 

欧州6ヵ国(デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ポーランド)の81件の不動産を裏付けとするREITで、賃貸収入を投資家に分配する。

 

投資口15億8,000万口を売り出す。国際市場で12億口を募集し、シンガポールでは7,900万口を、日本では2億6,800万口を募集する。売り出し価格は0.55~0.57ユーロ(72.4~75円)で、総額12億5,000万ユーロ(約1,646億円)の資金調達になる。ユーロ建てREITのSGX上場は初めて。

 

募集開始は21日で、締め切りは26日。発行共同幹事はゴールドマン・サックスとスイス系UBSで、共同幹事はDBS、大和証券キャピタル・マーケッツ、CITIC・CLSA(中信)証券。上場時の時価は12億~12億5,000万ユーロを見込んでいる。

 

クロムウエル・ユーロピアンREITの保有資産は、小売・オフィス・軽工業施設で、1,000社余りに賃貸している。来年の配当利回りは7.5~7.7%を予想している。クロムウエルのIPOは、7月に株式を公開した、過去6年で最大の23億Sドル(約1,850億円)の資金調達となったネットリンクNBNトラストに次ぐ規模。

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