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文化

2017年9月5日

草間彌生の展覧会、国立美術館の最多入場者数を更新

〈シンガポール〉
前衛芸術家である草間彌生(88)の展覧会が9月3日、終了した。開幕した6月9日からの入場者数は23万5,000人で、会場であるシンガポール国立美術館の最多入場者数を更新した。

 

草間の絵画は、彼女が幼い頃から悩まされていた幻覚や幻聴を表現したもの。会場前には入場待ちの長い列ができ、最後の3日間は開館時間が延長された。ソーシャルメディアには彼女の作品を讃嘆するコメントが多数掲載された。

 

ユージン・タン館長は「芸術をより住民の身近なものにし、新たな観客を掘り起こし、一般市民に芸術に対する理解を深めてもらうのが国立美術館の役割だ。今回の展覧会を通じ、シンガポール、東南アジアの観客が地理的境界、世代を超えた作品を制作した芸術家の真価を理解したと思う」と語った。

 

展示作品は120点で、これほどの規模の草間の展覧会は東南アジアで初めて。水玉模様など同一のモチーフの反復による絵画、合わせ鏡を利用したインスタレーションなど代表作のほか、「わが永遠の魂」シリーズから、東京のスタジオから持ち出されたことのなかった造形物、絵画も展示された。

 

展覧会は豪クイーンズランド州美術館・近代美術館(Qagoma)との共催で、11月にはQagomaで同様の展覧会が開かれる。

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