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日系企業

2017年8月25日

損保最大手のファースト・キャピタル、三井住友海上火災が買収

〈シンガポール〉

三井住友海上火災保険はシンガポールの損害保険最大手ファースト・キャピタル・インシュアランス(FC)をカナダのフェアファックス・フィナンシャル・ホールディングスから買収する。またフェアファックスと再保険を含む広範な分野で提携関係を結び、業績向上を図る。三井住友海上持ち株会社のMSADグループが8月24日、発表した。

 

三井住友海上は中期経営計画で企業価値の向上を打ち出し、2004年に英系アビバのアジア損保業務を買収。アジアを中心に業容を拡大し、東南アジア諸国連合(ASEAN)における収入保険料でトップになった。

 

既存事業との補完効果と相乗効果が見込めること、またASEANにおける地位の維持、強化を目的にFC買収を決めたという。フェアファックスが所有する株式97.7%すべてを165.5米ドル、1,744億円で取得する。シティに支払うアドバイザリー費用(約11億円)を含めた取得価額は1,755億円。1株当たり純資産の3.3倍の価格で買収する。

 

FCは昨年度決算で8,900Sドル(約70億円)の純利益を上げた。株主資本利益率は14.3%。ASEAN現地企業の保険引き受けで強みを持つ。

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