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経済

2017年8月23日

退職後の備えは不十分、資産運用会社調査

〈シンガポール〉

国民の64%は退職後、人生を終えるまで生活費をやりくりできないと感じていることが、資産運用会社の米系ブラックロックが行った調査から分かった。同社は日本、中国本土、香港、台湾でも調査を実施した。

 

シンガポールの回答者は1,000人。60歳まで働いて老後の17年間を過ごす、との人生設計の国民が多いが、国民の平均寿命は83年で、6年間の差をどうするかという問題が残る。シンガポール人回答者は老後資産の47現金で保有している。長期投資商品または長期保持の預金額は平均35,000Sドル(約283万円)。現金の割合は域内平均とほぼ同じ。

 

老後資産の26%は株式、債券など金融商品、16%は保険関連の投資商品、7%は不動産。ブラックロックのシンガポール責任者ハーディー氏は「シンガポール人は高配当の株や安全な債券を好む」とコメントした。

 

調査報告書はまとめで「シンガポール人は現実的で、5%のリターンを目標にしている。しかし、長期利回りは2%と想定され、手持ち現金を2倍にするのに35年かかる」とした。ハーディー氏は、多少のリスクを取り、お金にもっと働いてもらうことが重要との意見だ。

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