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社会

2017年8月15日

MRT駅で障害者、高齢者配慮のイニチアチブ、9月半ばまで試験

〈シンガポール〉
MRT(地下鉄・高架鉄道)のオートラム・パーク駅で、障害者、高齢者への配慮を健常な通勤者に求めるイニチアチブが8月14日、開始された。公共運輸審議会(PTC)の発案で、障害者、高齢者が待機する場所を「ハートゾーン」として指定。シンガポール総合病院(SGH)に行くためのシャトルバスの乗り場や、SGHキャンパス内のほかの建物に行くのを、ほかの通勤者やSGX職員が誘導・手助けする仕組み。

 

東北線のF出口近くと東西線のA出口近くに待機場所が設けられた。「鉄道利用者が互いを思いやる文化を構築するのが狙い」(リチャード・マグナスPRC委員長)だという。

 

シンガポール視覚障害者協会で働くフランシス・テー氏は「人の助けを借りるため声をかけ続ける必要がなくなる。そこに行けば助けを得られることが確実だからだ」と語った。助けてもらい、シンガポール人の親切さを感じたという。

 

PTCは「ハートホイール」との車いす配置のイニシアチブも開始した。高齢者や歩行が不自由な人を配慮したもので、東西線と東北線を結ぶ通路の往来に利用してもらう。車いすを押すのは、その場に居合わせた者の自由意思に委ねられる。試験運用は9月15日まで。

 

PTCは、タントクセン病院の最寄り駅であるノビーナ駅でも同様のイニチアチブを実施する計画だ。

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