シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP人工「けもの道」のガイドツアー、当面中止

社会

2017年8月11日

人工「けもの道」のガイドツアー、当面中止

〈シンガポール〉
国立公園管理局は野生生物の「けもの道」として整備された、ブキティマ高速道路(BKE)上の橋「エコ・リンク@BKE」への案内付き観察会を中止した。当面、再開の予定はない。

 

野生生物観察会は2015年末から2016年1月にかけ実施された。保存担当部長のウォン・トゥアンワー氏によると、絶滅危惧種のセンザンコウや、インドネシア、マレーシアなどに生息するリス、ジャコウネコ、また多様な鳥、蛇が同リンクを利用していることが分かっており、人間の干渉を制限するため観察会を中止した。当面は野生動物の生態を観察するという。

 

リンクは2013年の建設で、水源地のセントラル・キャッチメントとブキティマ自然保存区をつないでいる。植物を繁茂させ、野生生物になれさせるため人の立ち入りを制限し、2015年末になってガイド付きツアーが初めて計画された。

 

橋を利用する動物と自然保護区への理解を深めてもらうのが狙いで、月1回の開催が予定されていた。野生動物が生息する地域はBKEで分断されていた。リンクは動物が生活圏を確立し、繁殖するために極めて重要で、人が近づくと動物がリンクを利用しなくなる恐れがあるという。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP人工「けもの道」のガイドツアー、当面中止