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国際

2017年8月10日

ミサイル発射可能なロケット砲、中国がマレーシアに売り込み

〈クアラルンプール〉

中国の王勇国務委員は8月9日、クアンタンでの東海岸鉄道の起工式に出席した後のナジブ・ラザク首相との会談で、中国が開発した多連装ロケット砲「AR3」を提供する用意があることを伝えた。購入資金は50年の低金利ローンで中国が提供するという。

 

AR3は自走式で、ミサイルを発射できる。設置場所に想定されているのはジョホール州で、中国はレーダーシステムも納入する。中国政府はマレーシアを「域内の安定に極めて重要」(ある域内外交官)とみているという。政府筋によると、中国の習近平国家主席が11月にマレーシアを公式訪問する際、正式合意が発表される見通しだ。

 

習主席は5月に北京でナジブ首相と会談した際、クアラルンプールーシンガポール高速鉄道における中国の中心的役割、南シナ海における石油資源の共同探査などを提案しており、マレーシア政府高官によれば、これらの事業で中国側が魅力ある融資条件を提示すれば、ナジブ首相はロケット砲売却提案を拒否しない意向だ。

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