シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP国会議長が大統領選に立候補へ、初の女性大統領誕生か

政治

2017年8月8日

国会議長が大統領選に立候補へ、初の女性大統領誕生か

〈シンガポール〉
ハリマー・ヤコブ国会議長(62)が8月6日、独立記念日を祝う選挙区での夕食会で、8月実施の大統領選挙に立候補する意向を表明した。オブザーバーはハリマー氏を最有力候補とみており、シンガポール初の女性大統領が誕生する可能性が高い。同氏はシンガポール初の国会議長。

 

今回の大統領選はマレー人から大統領を選ぶためのもの。ハリマー氏は立候補のため5年間務めた国会議長、また議員を辞職する。執行委員を務める与党・人民行動党(PAP)からも離党する。

 

夜警の仕事をしていた父親を8歳の時に亡くし、ナシパダンを売る母親を助けた。シンガポール大学で法学士の学位を取り、全国労働組合会議(NTUC)の法務職員として33年間働いた。大卒後2年目に結婚し、子どもは5人。シンガポール人として初の、国際労働機関(ILO)理事を1999年から2011年まで務めた。

 

シンガポール国立大学(NUS)から法学修士の学位を取得した2001年に政界入り。国務大臣などを経て国会議長に任命された。ほかに立候補の意向を示しているのは不動産会社トップのモハメド・サレー・マリチャン氏と海洋関連会社会長のファリド・カン氏。

 

ISEAS-ユソフ・イシャク研究所のムスタファ・イズディン特別研究員は、ハリマー氏が最も有望と指摘する。政策研究所のコー副所長も「公務の経験が長く傑出している」とコメントした。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP国会議長が大統領選に立候補へ、初の女性大統領誕生か