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経済

2017年6月28日

銀行口座への振り込み、携帯電話番号があれば可能に

〈シンガポール〉
相手の銀行口座番号が分からなくても個人間振り込みが可能なサービス「ペイナウ」が7月10日に導入される。送金の際、相手の携帯電話番号を指定すれば送金される。シンガポール銀行協会(ABS)が6月27日に発表した。

 

家庭教師代金の送金などが簡単に行えるようになる。1日24時間、いつでも利用が可能で利用料はかからない。参加するのは地場3大銀行と、メイバンク、シティバンク、HSBC、スタンダード・チャータード。早ければ1年後には商取引にも利用可能になる見通しだ。

 

送金を受ける側は銀行のホームページか、携帯電話アプリを利用し、携帯電話番号と国民登録番号カード(NRIC)の番号を銀行口座にリンクさせる必要がある。送り手は送金手続き完了前に受取人の氏名を確認できる。

 

ヘン・スイーキアット財務相は、政府としてもペイナウを利用し国民の口座に直接振り込みを行うことを検討していると明らかにした。国民は銀行口座を変更してもNRICに連動させればよく、各政府機関に新しい口座番号を通知する必要がなくなる。

 

ペイナウは2014年に導入の銀行間振替システム「FAST」を利用したサービス。ABSのオンアン理事は「顧客は早くて便利で安全なサービスを望んでいる」とデジタル化の推進は不可避との認識を示した。

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