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IT

2017年6月27日

不動産業にも「破壊的」技術、若い経営者が導入

〈シンガポール〉
フィンテック(情報技術を駆使した斬新な金融技術)など、これまでの常識を打ち破る破壊的技術とは縁の薄かった不動産業に破壊的技術が導入され始めており、不動産取引がスマートフォンの画面上で完結するといったことも実現しそうだ。

 

導入に熱心なのはデジタル技術に子どもの頃から親しんでいる若い世代の経営者。こうした技術はフィンテックにならい、プロプ(プロパティーの略)テックと一般に呼称されている。

 

シンガポールで活動するプロプテック技術の業者は33社で、業務内容は、サーチエンジン、市場調査、拡張現実サービス、往来客数分析ソリューションなど。プロプテックの新興企業に対するベンチャーキャピタルの出資も増加傾向にある。

 

ブロックチェーン技術を利用したプロプテックの例では、所有権、修理履歴など不動産の情報を改変不能なデジタル元帳に記録し、持ち主と買い手がオンラインで契約を結ぶという仕組みがある。不動産仲介業者、弁護士、銀行の介在を不要にするものだ。問題は、政府がこうした仕組みを容認するかだ。

 

不動産の所有権を分割し、それを商品として暗号化し販売するという、不動産の部分所有もブロックチェーン技術の応用で、既にレイダオという会社が販売を始めている。

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