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政治

2017年6月19日

リー家の内紛、ストレーツ・タイムズ世論調査の結果は

〈シンガポール〉
リー・シェンロン首相と、妹のリー・ウェイリン氏、弟のリー・シェンヤン氏との争いが公になり、国民の耳目を奪っただけでなく、世界にもリー一族の内紛として報じられる結果になった。焦点は、一家が住んでいたオクスリー・ロードの住宅の扱いで、父親であるリー・クアンユー初代首相の遺書に従い取り壊しを望むウェイリン、シェンヤン氏と、ほかの選択肢を探っている首相が対立している。シェンヤン氏は、首相夫妻は政治的野心から住宅の保存をもくろんでいると主張している。

 

ストレーツ・タイムズは土曜と日曜、争いをどう処理するのが望ましいと思うか、100人の国民に意見を聞いた。約80人は、家族の問題でありフェイスブックやメディアで議論すべきではないとの意見だ。シンガポールの評判にかかわると感じているためだ。ウェイリン氏、シェンヤン氏ともフェイスブックへの投稿で立場を明らかにしてきた。

 

この問題は公の場で扱われるべきとの意見もある。首相による権力乱用の疑いをシェンヤン氏が指摘しているためだ。シェンヤン氏は、クアンユー氏が死去した2015年以降、常に「モニターされてきた」と、会話や通信などが傍受されてきた可能性を示唆している。シェンヤン氏は、こうした監視にこれ以上耐えられないとし、シンガポールを離れる決意を固めたとしている。

 

内紛が外国のメディアで取り上げられていることを憂慮する声も挙がっている。

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