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経済

2017年6月15日

通年のGDP増加率予想、民間エコノミストが上方修正

〈シンガポール〉
シンガポール金融管理庁(MAS)が四半期ごとに実施している経済見通し調査で、民間エコノミストは通年の国内総生産(GDP)増加率予想を前回の2.3%から2.5%へ上方修正した。製造業の生産高を4.5%増から5%増に上方修正したことが影響した。

 

MASは5月に21人のエコノミストから意見を聞いた。第2四半期のGDP増加率予想は2.7%で、その後の2・四半期は2.5%。各エコノミストが示した通年のGDP予想は2~2.9%で、通産省予想(2~3%)とほぼ同じだった。

 

部門別で3月の前回調査より増加率予想が上がったのは製造のみで、ほかは変更なしか下方修正だった。金融・保険の生産高増加率予想は2%から1.9%へ、建設は0.3%から0.2%へ、宿泊・飲食サービスは1.3%から1%へ下方修正された。シンガポール経済の健全性を示す非石油地場輸出(NODX)も6.1%増から5.6%増への下方修正だった。

 

製造業で好調なのは電子、精密だけでほかはさえない。大華銀行(UOB)のエコノミストは「先行き、GDPの減少はないが、第1四半期(2.7%増)以下の小幅増になる」とコメントした。

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