シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP「一帯一路はシンガポールの脅威に」、ウォン国家開発相

国際

2017年5月17日

「一帯一路はシンガポールの脅威に」、ウォン国家開発相

〈シンガポール〉
中国の習近平国家主席の提唱になる経済圏構想「一帯一路」に関する初の国際会議が北京で5月14、15日の両日開かれ、シンガポールから出席したローレンス・ウォン国家開発相は、シンガポールは金融などで活躍の場もあるが、競争が厳しくなるとの見解を示した。

 

一帯一路計画は中国西部と中央アジア、欧州を結ぶ「シルクロード経済帯」と、中国沿岸部と、東南アジア、インド、アラビア半島、アフリカ東部を結ぶ「海上シルクロード」の2つの地域でインフラを整備し、経済・貿易関係を促進しようというもので、ウォン氏は「シンガポールの周囲に道路、港湾など新たなインフラが建設され、貿易ルートも変わる」とシンガポールにとり脅威となる可能性を指摘した。

 

ウォン氏は「他国は同計画の波に乗り、海上貨物積み換え港、ハブ空港、金融センターを目指す。シンガポールは空運、海運能力を強化し、今日性を維持しなければならない」と語った。中国当局はリー・シェンロン首相ではなく、ウォン氏を会議に招いた。

 

シンガポール・中国リーダーシップフォーラムに出席のため来訪した中国共産党中央政治局委員の趙楽際中央組織部部長は16日、リー首相を表敬訪問し懇談した。

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