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経済

2017年4月19日

会社更生法適用申請のエズラが説明会、「期待外れ」と債券保有者

〈シンガポール〉
米国チャプター・イレブン(会社更生法)の適用を先月申請したオフショアサポート船のエズラ・ホールディングスは4月17日、債券保有者を集め会社の現状を説明した。

 

エズラは20億米ドルの負債を抱えており、1億5,000万Sドル(約120億円)の債券(利率は4.875%)が来年4月に償還を迎える。説明会には約100人の投資家が参加。シンガポール証券投資家協会のジェラルド会長が司会を務め、リー・キアンスー創業者会長らが参加者の質問に回答した。

 

債券保有者が懸念材料として指摘したのが企業保証で、負債の85%を占めている。リー会長は、グループ企業が契約、融資を締結するなか、数年かけ保証が蓄積されたと説明した。「タン」と名乗った男性投資家は会合終了後、現地紙の取材に対し「再建に向けた新たな進展がなかった。救助してくれる企業の可能性でも話してくれると思ったが、期待外れだった」と語った。債券がただの紙切れになることも覚悟しているという。

 

債券保有者は373人。業界オブザーバーは実行可能な解決案として、債務返済の先延ばし、債務の一部棒引き、債券・融資の株式への転換などを通じた再建案を示した。

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