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日系企業

2017年4月7日

【動画あり】クロスコープと日本事務器、人型ロボットの実証実験を実施

〈シンガポール〉
Nao22シンガポールでレンタルオフィスを運営するCROSSCORP SINGAPORE PTE LTDと、システムインテグレーターである日本事務器のシンガポール駐在員事務所は、人型ロボット「NAO」の導入に関する実証実験について、4月6日にメディア見学会を開催した。

 

実証実験は3月27日~5月26日の2ヵ月間行う予定。このロボットは、SoftBank Telecom Singapore Pte. Ltdから提供されたもので、受付に導入することで業務時間の6%削減が見込めるという。

 

クロスコープの受付業務は、来客・電話対応や既存顧客への情報提供、新規顧客へのオフィス内覧対応など多岐に渡っており、これらの効率化に向けてロボットの活用を図る。具体的には、受付スタッフが担当している会計事務所や弁護士事務所らの紹介業務などをNAOが代わりに行う。よく顧客から質問される内容をNAOにインストールし、それぞれの質問項目に対応したQRコードをNAOの頭上にあるセンサーにかざすことで、顧客は知りたい情報をすぐに入手できるという。

 

現在、同社スタッフの1人あたり月間労働時間は8時間×20日=160時間。NAOの導入により、約10時間分(6%相当)の省力化を目指す。

 

日本事務器の桝谷哲司氏は「単なる情報発信のツールとしてだけではなく、クロスコープの受付業務全体の効率化に向けてNAOを活用できるようサポートしたい」とコメント。またクロスコープの庄子素史氏は「人間の記憶に依存せず情報を提供することで当社のサービスを標準化し、より顧客満足度を高めていきたい」と話している。

 

シンガポール政府は、国内の少子化に伴い生産年齢人口の減少が予想されていることから、ICT技術やロボットの活用による労働現場での生産性の向上を図っている。2016年の予算案では、「国家ロボット工学プログラム」に対し、3年間で4億5,000万Sドル(約360億円)を投じ、ロボットに関する技術開発を進めている。

 

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