シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPオフショアサポート船のエズラ、米国会社更生法適用を申請

経済

2017年3月20日

オフショアサポート船のエズラ、米国会社更生法適用を申請

〈シンガポール〉
オフショアサポート船、サブシー事業を展開するエズラ・ホールディングスは、持ち株会社とグループ2社(エマスITソリューションズとエズラ・マリーン・サービシズ)が米ニューヨーク州の破産裁判所に倒産法第11章の適用を申請したと発表した。原油価格の下落による油田開発事業の低迷という経営環境の悪化で経営が立ち行かず、資金調達も困難になっているためだ。

 

2月には関連会社で、千代田化工建設、日本郵船が出資するエマス・チヨダ・サブシー(ECS)が同法第11章の適用を申請した。千代田化工と日本郵船は計510億円の償却を発表していた。

 

エズラは昨年第4四半期決算で3億7,030万米ドル(約420億円)の減損処理と引当金を計上し、3億米ドル(約340億円)を超える赤字に陥っていた。エズラは3月19日、シンガポール取引所(SGX)に第11章の適用申請を通知。「会社更生の可能性を拡大するため」と説明した。

 

裁判所提出文書によると、エズラの保有資産は推定50万~10億米ドル(約5,600万~1,100億円)、負債は推定1億~5億米ドル(約110億~560億円)。大口債権者はDBS、OCBCで、両行より少ないが大華銀行(UOB)も貸し付けている。エズラには5月に償還予定の債券(1億5,000万Sドル、約120億円)があり、1万7,400者が購入している。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPオフショアサポート船のエズラ、米国会社更生法適用を申請