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社会

2017年3月14日

学校で休み時間に「瞑想」、心や身体の健康にプラス

〈シンガポール〉
意識的呼吸を取り入れる小中学校が増えている。ウエストウッド小学校では休み時間が終わる5分前、「静かに腰掛け、目を閉じ、ゆっくり呼吸しましょう」との女性の声がスピーカーから流れる。静寂がその場を包み、生徒は2分間、ゆっくりした呼吸を繰り返す。そわそわしている子もいるが、背をまっすぐにし真剣に取り組んでいる生徒もいる。浮かんでくる考えを意識しつつ、それにとらわれず去るに任せる呼吸法だ。

 

堂に入った感じのリム君(4年生)は記者の取材に「ストレスの解消に役立つ。深く呼吸すると気持ちが静まる」と答えた。ウエストウッドは1月から教育の一環として全生徒を対象に、意識的呼吸法を休み時間に取り入れた。

 

担当教師のソフィア・タン氏は「意識的呼吸は、感情や考えをコントロールするのに役立つ。ほかの場面でも利用できる」と語った。

 

こうした、人の内面に起こっている経験、外的経験に注意を向ける「マインドフルネス」は若者の精神、感情、身体、社会的健康を高めることが分かっており、英国の学校でも採用している。

 

マインドフルネス・プログラムを提供しているオープン・センターのシム氏は家庭で親が子どもに指導できる方法として、数を数えながらの呼吸、就寝前、宿題前の呼吸を勧めている。

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