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社会

2017年3月14日

オンライン利用の麻薬購入が増加、乱用者全体では少数

〈シンガポール〉
不法麻薬をオンラインで購入し摘発された国民が増加している。しかし麻薬所持・乱用で逮捕された者全体に占める割合は小さい。

 

麻薬取引に使われるのはダークウェブと呼ばれる、匿名化技術を用いることにより、実質的に追跡が不可能なウェブ上の情報で、マリファナ、コカイン、またメタンフェタミンなど合成薬物が密売され、全世界へ配送されている。

 

友人からダークウェブを教わり不法薬物を購入したことのあるジャック(仮名)は「人がオンラインを利用するのは、発信元を秘匿化できるため安全と考えてのこと。ドラッグは郵便箱に届けられる」と語った。

 

中央麻薬局(CNB)によると、不法麻薬や吸引具をオンラインで購入したため逮捕された者は、2015年の30人に対し2016年は201人。2016年に麻薬乱用で逮捕された者の総数は3,245人。ネット利用の逮捕者のほとんどは年齢が20~39歳だった。麻薬乱用者だったという40歳代の男性によれば、オンラインでの麻薬購入はオンラインブログショップや合法店舗での買い物と何ら変わりはない。

 

一方でマリファナは解禁の動きが世界的に見られる。ドイツ国会は1月、医療目的のマリファナの利用を承認した。米国の28州では既に医療目的のマリファナ利用を認め、娯楽目的の吸引も複数の州が認めている。

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