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政治

2017年3月2日

米国抜きのTPP、シンガポールも参加の可能性=首相

〈シンガポール〉

リー・シェンロン首相は3月1日に放送された英国BBCのインタビュー番組「ハードトーク」に出演し、米国が加わらない形での環太平洋経済連携協定(TPP)の実現可能性が模索されていることについて、残りの11ヵ国が合意すれば、シンガポールとして加わることを考えると表明した。

 

しかしTPP交渉では、米国の離脱で政治・経済の均衡に変化が生じたため、11ヵ国でのTPP実現は容易ではないという。インタビューの聞き手はスティーブン・サッカー氏で、会見は2月23日、首相府所在地のイスタナで行われた。

 

米大統領としてのトランプ氏の初仕事は、TPPからの離脱指示だった。リー首相は「シンガポールにとって重要な協定だった。何年にも及ぶ交渉が無駄になったことに落胆した」と語った。

 

米中関係に関する質問に対してリー首相は「シンガポールはアメリカと中国双方の友人であり、両国の間に軋轢が生じた場合、シンガポールの立場も難しくなる。どちらの友人となるのか選択を迫られるだろう」と話した。

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