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社会

2017年3月1日

センバワン温泉、開発して公園に

〈シンガポール〉
北部センバワンの空軍基地内にあるセンバワン「温泉」と周辺が公園として開発されることになった。MRTイシュン駅から徒歩15分。ガンバス・アベニュー沿いにあるシンガポール本島唯一の天然温泉。

 

公園とされる区画の面積は1ヘクタール。国立公園管理局のカーティナ・オマル氏によると、開発推進のためのコンサルタント募集を開始した。今年末の着工、来年末の完工を計画している。落札業者は、公園の設計、施工から、地下水の動態に関する調査も請け負う。
センバワン温泉は1909年にパイナップル畑の中から発見された。良質の温泉でボトルに詰められ売られていた。

 

1942年、日本軍の空爆で油井近くに着弾があり、一時源泉が枯れた。日本統治時代に浴槽が作られ、日本軍の休息施設になった。戦後はシンガポール国防省の管理下に置かれた。
しかし60年代に地元の要望で温泉の区画だけ一般に開放され、温泉水の販売が再開され、足湯を楽しむ住民も増えた。源泉の温度は非常に高く、入浴施設はないので、備え付け、または個人持参のバケツに湯を入れ、足湯を楽しむのが一般的。

 

開発計画について「公園になると子ども連れが来るようになり騒々しくなる。鳥のさえずりが楽しめる今の方がいい」という意見もあれば、「日射、雨をしのぐ施設ができる。今は洗濯する人もおり、乱雑だ」との意見もある。

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