シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPMRT東西線で遅延が頻発、100%改善は1年先の見通し

社会

2017年2月17日

MRT東西線で遅延が頻発、100%改善は1年先の見通し

〈シンガポール〉
MRT(地下鉄・高架鉄道)東西線で運行の遅れが頻発している。クレメンティとジュー・クーン間では1ヵ月半の間に6回、遅れが発生しており、1月23日は4時間、19日は2時間半、2月4日は1時間の遅れだった。

 

ほとんどの遅れがピーク時に発生した。運行会社SMRTによると、軌道回路の欠陥が主な原因だ。軌道回路は線路上の特定区間に列車が存在するかどうかを検知する電気的装置で、安全確保のため列車同士の距離を保つ役割を果たす。

 

回路の設置は同線が開通した30年前で、SMRTは老朽化が原因と説明しているが、問題を解決できない理由は明らかにしていない。信号システムの交換が終わる来年には問題は解決するとのみ説明している。

 

軌道回路は東西線と南北線の合計で1,000以上ある。SMRTの広報担当者によると、欠陥が生じた場合、自動運転から手動運転に切り替わるため低速走行になり、遅れが生じる結果になる。運行間隔が短いピーク時は特に遅延時間が長くなる。

 

現在敷設中の新信号システムは現行のものより高度なため、信頼性は高いという。SMRTは最近、東西線、南北線の枕木を木製からコンクリート製に替えたが、これが回路の故障につながった可能性はないという。

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