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社会

2017年2月17日

交通事故の死亡者が減少、高齢の歩行者が絡む事故は増加

〈シンガポール〉
昨年は交通事故の死亡者が減少した。しかし高齢の歩行者を巻き込んだ事故、死亡者は増加した。交通警察のサム・ティー隊長は「社会の高齢化を考えると、高齢の歩行者の事故増加は懸念される。道路利用の危険性について、高齢者に対する教育を他の政府機関と協力して進める」と語った。

 

交通事故による死亡者は前年比6.6%減の141人、死亡事故は5.4%減の140件だった。飲酒運転による死亡は14人から9人に減少した。スピード違反摘発件数は17万2,192件で、7.8%減だった。

 

高齢の歩行者が絡む事故は19.6%増の268件、死亡者数は21.7%増の28人だった。28人のうち16人は、横断歩道以外の場所での道路横断、信号無視あるいは斜め横断が原因だった。12人は自動車の側に非のある事故だった。

 

高齢の歩行者に道路を安全に使用してもらうための「道路マスター・テストキット」が昨年11月に導入されており、これまでに1,000セット余りが配布された。視力、聴力、反応能力の衰えをみるためのキット。シンガポール道路安全委員会のバーナード・テー委員長は「自分を含め高齢者は聴力、視力の衰えに気付かない。表に出るとき、通常以上の注意が必要か、キット検査でわかる」と述べた。

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