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社会

2017年2月6日

セントーサ島の高級住宅地、高い空室率

〈シンガポール〉
静寂は高級住宅街の特徴の1つかもしれないが、セントーサ島の高級住宅地「セントーサ・コーブ」の住民は、おそらく期待した以上のものを味わっていると思われる。集合住宅の空室率が高く、夜になると室内照明が灯らない住宅が多数みられるからだ。

 

全249戸の住宅「ザ・コースト」では45戸が賃貸募集にかけられている。「ザ・レジデンス・アット・ダブリュー」に至っては、228戸のうち209戸に賃貸募集がかかっている。ある米国出身の住民によると、昼間はもっと人がいるが、夜間になると非居住者が去るため、住宅全体が静かになるという。彼が借りているのは4室の住宅で、賃貸料は月8,000Sドル(約64万円)。

 

シンガポール中心部の民間住宅(セントーサを含む)の昨年第4四半期の空室率は9.6%。不動産業者オレンジティーによると、セントーサ島の住宅を休暇用に使用している人が多いため、1年のほとんどが空きという住宅が、ほかより必然的に多くなるという。

 

インターナショナル・プロパティー・アドバイザーのクー最高経営責任者はセントーサ・コーブの住宅空室率を30%(絶対数で650戸)とみている。セントーサ・コーブの昨年の物件売買は21件で、うち15件は売り手が損失を出した。空室率が高いコンドミニアムは東海岸にもみられる。住宅供給の過剰が主因だ。

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