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政治

2017年1月20日

ロヒンギャ問題を協議、首相が1千万リンギの支援発表

〈クアラルンプール〉
マレーシアの呼び掛けでイスラム諸国会議機構(OIC)外相理事会の臨時会合が1月19日、クアラルンプールで開かれ、ミャンマー治安当局から人権侵害を受けているとされる同国ラカイン州に居住するイスラム教徒ロヒンギャ族への支援を協議した。

 

基調演説でナジブ・ラザク首相は「手をこまねいていることはできない。ラカイン州の同胞を支援するのはイスラム諸国全体の責任」とロヒンギャ支援を呼び掛けた。同州では治安部隊による過激派掃討作戦が展開され、多数のロヒンギャ族住民が隣国のバングラデシュに逃れている。マレーシアにも5万6,000人のロヒンギャが在留している。

 

ナジブ首相は、支援に1,000万リンギ(約2億6,000万円)を割り当てると発表した。また難民認定を受けた者について、マレーシアは職業訓練を施し合法労働者とする方針を明らかにした。

 

ナジブ首相は、ミャンマーの国内問題であっても域内に不安定をもたらすものであれば声を上げるのは当然と、内政干渉には当たらないとの認識を示した。OICのユセフ事務局長も、深刻な人権侵害がミャンマーで行われていると国連も認めていると述べた。

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