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社会

2017年1月11日

危険度増すサバ州沖、商船も海賊の標的に

〈クアラルンプール〉
国際海事局(IMB)は、ボルネオ島サバ州とフィリピン南部の間に位置するスールー海では誘拐の危険性が増しているとの調査報告を1月10日、公表した。スールー諸島は国際テロ組織アルカイダとつながりのあるイスラム主義組織アブ・サヤフの拠点。

 

IMBによると、スールー海ではタグボート、はしけ、漁船が海賊の標的になることが多かったが、最近は商船も狙われるようになっている。このためIMBは船舶所有者や運航者に、スル海を避けカリマンタン島西側の海路をとるよう勧告している。

 

昨年はスールー海、スールー諸島南方のセレベス海で船員や観光客誘拐事件が発生しており、フィリピンは11月、海賊追跡の場合、マレーシア、インドネシア当局の船がフィリピン領海に入るのを認めることで合意した。

 

IMBは国際商業会議所付属機関。昨年、世界の海での海賊行為は約20年ぶりの低水準に減少したが、誘拐された者は62人で、前年の3倍という多さだった。

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