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社会

2017年1月7日

紛争仲裁センター所在地、案件急増を背景に床面積を3倍に拡大

〈シンガポール〉
シンガポール国際仲裁センター(SIAC)など、裁判所に代わる紛争解決機関が集積するマックスウエル・チェンバーズの床面積が3倍に拡大される。

 

インドラニー・ラジャ法務担当上級国務相によると、隣接する政府所有の「レッド・ドット・トラフィック・ビルディング」を改修し、マックスウエル・チェンバーズと橋で連結する。

 

仲裁センターの床面積は12万平方フィート(約1万1,000平方メートル)増え、50小間のオフィスが整備される。紛争解決申請が増加し、入居希望者も増加していることに対応した。

 

マックウエル・チェンバーズにはSIACのほか、シンガポール国際調停センター、米国仲裁協会の国際紛争解決センター、世界知的所有権機関の仲裁センター、シンガポール海事仲裁所、また弁護士事務所が入居している。

 

SIACが扱う紛争は急増しており、2015年に受理した紛争は271件。マックスウエル・チェンバーズ全体では、昨年扱った紛争は212件で、「短期間で世界でも屈指の仲裁センターに成長した」(法務省)という。

 

法律事務所ウォン・パートナーシップで商事紛争を担当するコー氏によると、商事紛争だけでなく、最近は投資家と国家との紛争もシンガポールに持ち込まれるようになった。

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