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経済

2017年1月5日

外国為替相場、1998年以来のリンギ安に

〈ペタリンジャヤ/シンガポール〉

1月4日の外為市場では、外国人投資家によるマレーシア国債売却を受けリンギ安が進み、一時1米ドル=4.5002リンギ(約118円)を記録した。終値は4.4985リンギで、1998年のアジア通貨危機以来の低値。外国人売りを受け10年物国債の利回りは4.226%と前日より0.028ポイント上昇した。リンギは、シンガポールドル、英ポンド、ユーロに対しても値下がりした。

 

トランプ次期米大統領が掲げたインフラ投資計画で米経済が活性化し、インフレが上昇するとの期待から、リンギを含むアジア通貨は昨年11月以降、米ドルに対し下落傾向にある。米連邦準備制度理事会(FRB)が今年、3回の利上げを実施する意向を表明していることも米ドル高の理由だ。

 

マレーシア国債に対する外国人投資家の保有比率は依然高く、今後も売却は続く可能性があり、多くのアナリストがリンギの一段の下落を予想している。

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