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金融

2016年12月5日

深センと香港証取間の相互取引、5日に解禁

〈シンガポール〉

深センと香港の証券取引所間で株式の売買注文を取り次ぐ相互取引が12月5日、解禁された。シンガポールを含む外国の投資家は、香港経由で深センに集積する中国の有望企業に投資しやすくなる。上海証取と香港証取との間では既に、相互取引が行われている。

 

外国人はこれまでも深セン証取の株を売買できたが、取引枠など制限付きで、購入できる銘柄も限られていた。今回の相互取引でシンガポールを含む外国の投資家は香港の証券会社を通じ、最多881の銘柄に投資できる。

 

HSBCシンガポールの幹部は「魅力ある銘柄が多数ある。時価総額3兆3,000億米ドル(約374兆4,000億円)、出来高が1日600億米ドル(約6兆8,100億円)の巨大市場であり、上場企業の半数以上は成長分野の企業だ」と語った。

 

バンク・オブ・シンガポールのクエック調査部長によれば、上海市場では成長分野の企業は18%と少ない。民間企業の割合が75%と高いのも深センの特徴だ。クレディ・スイスの中華圏証券担当者ユエン氏は「政治局常務委員が入れ替わる17年の共産党大会を控え、政府は経済成長を6.5%以上に維持するため、インフラ投資の加速を継続する」との見通しを示した。

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