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経済

2015年3月3日

ペトロナス、昨年通年で27%の大幅減益 資本投資&経常費を削減へ

〈クアラルンプール〉

国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)は、2014年度決算を発表。増収となったものの大幅減益となった。2015年から5年かけて資本投資と経常費をそれぞれ10%、30%削減することで原油価格下落の影響を和らげる計画だ。

ペトロナス・グループの売り上げは3,291.5億リンギ(約10兆8,834億円)となり、3,173.1億リンギ(約10兆4,919億円)だった前年から3.7%増加した。イラクや国内油田における産油量が増加したや液化天然ガス(LNG)やプロセスド・ガスの売り上げが増加したことが影響した。一方、純利益は27.4%減少し、476.1億リンギ(約1兆5,742億円)となった。原油価格の下落や第4四半期の損失が4億リンギ(約132億円)に上ったことが影響した。

第4四半期の売り上げは前年同期比6.4%マイナスの793.7億リンギ(約2兆6,243億円)で、72.8億リンギ(約2,407億円)の赤字に転落した。

シャムスル・アズハル・アッバス会長兼最高経営責任者(CEO)は、コストの削減策として人員削減は行わないとコメント。ジョホール州ペンゲランの石油精製・石油化学コンビナート(RAPID)では新たな採用も検討していると述べた。

ペトロナスは今年は昨年と比べて原油価格が低い状況が続くと見込んでいるが、原油価格が1バレル55米ドル(約6,500円)以上を維持した場合は黒字を維持できると予想している。

提供:マレーシアナビ!

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