シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP永久債の人気が急上昇、利回り1位はオースネットの8.1%

経済

2016年11月1日

永久債の人気が急上昇、利回り1位はオースネットの8.1%

〈シンガポール〉
シンガポールドル建て永久債の人気が、投資家の高利回り志向から高まっており、市況が冷え込んでいた時に購入した投資家は高い利回りを得ている。

 

最も高い利回りを実現したのがオースネット・サービシズの債券(表面利率は5.5%)で、売買価格は先週108.1に達した。売り出し時の価格が100で、売却時の利回りは8.1%になる。債券は価格が上がれば利回りは低下し、値下がりすれば利回りは上昇する。

 

永久債は満期がない債券だが、発行体が望む場合は償還が可能。オースネットは5年半後に償還が可能な60.5年の長期債券で、永久債と変わらない。

 

売り出した第1四半期は金融市場が不安定で、注文は2億8,000万Sドル(約210億円)と低調だった。販売単位は25万Sドル(約1,900万円)。

 

高利回りになったほかの永久債は、アセンダスREIT(不動産投資信託)の5.3%(表面利率は4.75%)、ケッペルREITの4.3%(同4.98%)、メープルツリー・ロジスティクス・トラストの3.3%(同4.18%)。

 

インドネシアのショッピングモールを資産とするリッポー・モールズ・インドネシア・リテール・トラストの債券は、スワイバーの不履行で投資家マインドが冷え込んでいる9月の売り出しだったため、表面利率を7%という高率に設定しており、現在の価格は102.1。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP永久債の人気が急上昇、利回り1位はオースネットの8.1%