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文化

2016年10月20日

ナショナル・ギャラリーで重要文書展、日本軍の支配宣言文書も

〈シンガポール〉
国立美術館で重要公文書の展示が始まった。スタンフォード・ラッフルズ上陸後の英国植民地時代から、マレーシア連邦への加盟、同連邦からの離脱、日本軍による占領、独立主権国家の開始に関する文書で、初めて公開されるものもある。

 

シンガポール公文書館(NAS)と国立図書館の所蔵文書から展示品を選んだ。展示準備のためNASのキュレーターが要した期間は1年。展示開始式でヤーコブ・イブラヒム通信情報相は「若い国家にとって歴史に親しむことは重要だ」と述べた。

 

シンガポールのマレーシア加盟を宣言した文書には紙と羊皮紙を使っている。一部には金箔を用い、ランやハイビスカスを意匠に採用した華やかなもの。一方で、そのほぼ2年後に作成された、マレーシアからの分離を宣言する文書は、飾りのない紙に書かれステープルで留められた簡素なものだ。

 

戦争関連では、1942年に始まった日本軍による軍政支配と世界大戦終結後の英国による支配宣言の2つの文書がある。日本軍の文書の日付は1941年で、シンガポールで勝利を収めた後、どう統治するかをかなり前から計画していたことが分かる。1958年の自治領憲法制定や、自治領知事が首相職になる変遷も文書で示されている。

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