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社会

2016年9月8日

国内3人目のジカ熱感染者を確認、妊婦の感染例は初

〈プトラジャヤ〉
マレーシア保健相のスブラマニアム・サタシバム氏は9月5日、ジョホール州ジョホールバルに住む27歳の中華系マレーシア人女性がジカウイルスに感染したと発表した。2日に発疹や熱、体の痛みにより、5日に病院を訪れた。翌日の検査結果でジカ熱と診断され、マレーシア国内ではシンガポールに入国して感染したとされるセランゴール州クランの女性、初の国内感染とされたサバ州コタキナバルの男性に続く3人目の感染者となった。女性は妊娠4ヵ月で、妊婦が感染した例は初。

 

妊婦が感染した場合、小頭症の子供が生まれる可能性があるとされており、スブラマニアム氏は「病院に入院した妊婦のジカウイルス感染者には、専門家をつけて治療に取り組む」と伝えた。また、ジカウイルスに感染したことが発覚した場合は、性交渉を控える、もしくは避妊具を使用するよう呼びかけた。

 

女性は過去6ヵ月以内にシンガポールへ入国していたことがわかっている。女性の夫は仕事のため、マレーシアからシンガポールのゲイランまで毎日通勤している。ゲイランはシンガポール中心街の東に位置し、多数のジカ熱感染者が確認されたアルジュニードにも近いが、検査の結果、夫からはジカウイルスの感染は確認されなかった。

 

当局はすでにジョホール州にある約850戸の家や店舗を対象に、調査や処理を行ったという。

 

スブラマニアム氏によると、マレーシアでは引き続き、入国審査において入国者の体温の確認は行っていく。しかし、当局が入国する全ての乗用車に対し殺菌剤や防虫剤による消毒を実施するのは難しいため、入国前の運転手には必ず、乗用車が消毒されているかの確認を行っていくという。

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