シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP大気の質が悪化、8月26日は今年初めて「健康に良くない」水準に

社会

2016年8月29日

大気の質が悪化、8月26日は今年初めて「健康に良くない」水準に

〈シンガポール〉
シンガポール環境庁(NEA)によると、8月26日は西寄りの風に乗りインドネシア・スマトラ島における森林火災が原因のヘイズ(煙害)がシンガポール上空に到着し、午後4時の時点で大気汚染指数(PSI)が今年初めて、「健康に良くない」水準に達した。最も深刻だったのは西部で、PSIは105を記録した。

 

マレーシアやインドネシアでは既にヘイズが観測されていたが、シンガポール国立大学(NUS)地理学部のチョー助教授によると、以前は南または南西の風だったが、26日は西の風になった結果、ヘイズがシンガポールに運ばれてきた。

 

PSIは6つの汚染物質の平均濃度を測定して算出する。最も多いのがPM2.5(直径2.5ミクロン以下の微小粒子状物質)。PSIは保健当局が住民への勧告の根拠とする数値だが、ヘイズが発生している時に屋外活動をする際は、PM2.5の1時間平均値を参照するのが望ましいという。

 

PM2.5の濃度は大気1立方メートル当たり最大20~35マイクログラムが、ヘイズがない時のシンガポールの平均値。26日昼の濃度は216マイクログラムだった。ヘイズが深刻だった昨年は471マイクログラムに達したことがある。

 

今年は域内では降雨が多い見通しで、森林火災が抑制される可能性がある。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP大気の質が悪化、8月26日は今年初めて「健康に良くない」水準に