シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP7月の工業生産は3.6%の減少、電子以外はすべて低迷

経済

2016年8月29日

7月の工業生産は3.6%の減少、電子以外はすべて低迷

〈シンガポール〉
経済開発庁(EDB)は8月26日、7月の工業(製造業)生産高は前年同月比3.6%減少したと発表した。今年に入り減少は2月に続き2回目。7月は非石油地場輸出も10.6%減と低調で、民間エコノミストは7~9月期の国内総生産(GDP)について、縮小の可能性もあるとしている。

 

7月の工業生産で唯一、増加したのは電子機器部門で16.2%の増加だった。半導体生産の増加によるものだが、前年同月の生産高が低かったという比較上の理由もある。

 

バイオ医学部門の生産は9.7%減少した。薬品生産の減少によるもので、香港上海銀行(HSBC)のエコノミスト、インカルカテラ氏は「薬品生産も沈下しており、製造業全体の弱さが一層明確になった」とコメントした。

 

ほかの部門の生産では、化学は3.2%減、精密工学は4.9%減、印刷物・飲食品などその他製造・雑貨は10.2減だった。

 

最も減少したのは輸送エンジニアリングの21.8%。原油価格の下落でリグなど油田開発関連装置の生産が減少した。

 

一方、統計局が発表した4~6月期のサービス業の生産高は前年同期比0.4%増とほぼ横ばいだった。部門別ではまだら模様で、保健・社会サービス部門は増加。運輸・倉庫、レクリエーション・個人サービスはそれぞれ約2%減少した。

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