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経済

2016年8月29日

高所得国家入り、専門家から否定的な見方も

〈ジョージタウン〉
2020年までの高所得国家入りを目指しているマレーシアだが、専門家の間からは政府の達成見通しに対して「楽観的すぎる」と警鐘を鳴らす声が上がっている。

 

マレーシア科学大学(USM)のエメリトゥス・モハメド・ガウス教授は、「地域ごとの違いを考慮していない」と指摘。国民総所得(GNI)や財政赤字の状況の改善、いわゆる「中進国のワナ」から離脱できるといった政府の見通しに同意できないとした。

 

ガウス教授は、マクロ経済における経済指標の数字は良く見えるが、日常生活はミクロ経済で支配されており、それは違った見解を示していると主張。

 

その上で「マレーシア経済の健全さは都市部の豪邸やクアラルンプール(KL)の豪奢なコンドミニアムでは判断することはできない。富はサバ州やサラワク州、半島遠隔地の寒村に住む貧しい多くの人々とのバランスで考慮しなければならない」と貧富の差の問題を指摘した。

出典:マレーシアナビ!
http://www.malaysia-navi.jp/

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