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経済

2016年8月22日

タイとインド通信会社持ち株、テマセクが子会社のシングテルに売却

〈シンガポール〉
シンガポール・テレコム(シングテル)は、親会社である国営テマセク・ホールディングスからタイの通信大手、インタッチ(旧シン・コーポレーション)とインドの通信大手バーティ・テレコム(BTL)株式を総額24億7,000万Sドル(約1,837億円)で取得する。

 

シングテルはインタッチ発行済み株式の21%を、前日の終値から1.9%割り引いた1株61バーツ(約176円)、総額15億9,000万Sドル(約1,182億円)で、BTL発行済み株式の7.39%を、同6.4%割り引いた236ルピー(約351円)、総額8億8,400万Sドル(約657億円)で取得する。

 

シングテルは代金の一部に充当するため、新株式3億8,600万株、約16億Sドル(約1,190億円)相当をテマセクに発行する。この結果、シングテルに対するテマセクの持ち株比率は51%から52.3%に拡大する。

 

インタッチは軍事クーデターで政権を追われたタクシン元首相の創業。タイ最大の携帯電話会社、アドバンスト・インフォ・サービス(AIS)の主要株主。シングテルは既にAISに出資しており、今回の取引で持ち株比率は実質的に31.8%になる。

 

BTLは携帯電話大手バーティ・エアテルの主要株主。シングテルのエアテルに対する持ち株比率は36.2%になる。

 

シングテルは声明で「タイ、インドはスマホが急速に普及し、データ利用も増加しており魅力ある市場」とした。

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