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経済

2016年8月17日

SIAグループの格安航空、欧州線に来年就航へ

〈シンガポール〉
シンガポール航空(SIA)グループの格安航空、スクートを傘下に置くバジェット・アビエーション・ホールディングスのリー・リクシン最高経営責任者は、スクートが来年6月、アテネ線に就航すると発表した。SIAはかつてアテネ線に就航していたが、現在は撤退している。

 

リー氏はアテネ以外の欧州の都市に乗り入れる計画も明らかにした。使用する機材は燃料効率の良いボーイング787型(ドリームライナー)。シンガポール・アテネ間の距離は1万キロと、格安航空では最長。

 

アテネ線が採算に乗るためには豪州や東南アジアからの旅客呼び込みが必要で、SIAおよびSIAグループのほかの会社(タイガーエアおよびシルクエアー)の便との接続を改善する。

 

スクートのアジア・欧州便のライバルは湾岸諸国の航空会社で、航空業界アナリストは「湾岸航空会社は強敵だが、低運賃で競争できないSIAより、格安運賃を提供できるスクートの方が対抗できる」とコメントした。

 

SIAグループの相乗効果実現では、スクート、タイガーはインド、中国、東南アジアの都市に乗り入れており、チャンギ空港経由の豪州、米国からの旅客のニーズを満たす。

 

経営面ではスクートとタイガーのチャンギ空港カウンターを統一する。海外市場での販売業務も統合し、経費を削減する。

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