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経済

2016年8月16日

スポーツ・ハブの無線システム運営業者、免許条件違反で罰金

〈シンガポール〉
シンガポール・スポーツ・ハブの無線通信システムを運営するコンシステル(シンガポール)は、免許条件に違反したとして、情報通信開発庁(IDA)から30万Sドル(約2,300万円)の罰金を命じられた。IDAの事前承認を得ず、免許所有権を第3者に譲渡しようとしたという。

 

コンシステルが運営している通信基盤はハブでイベントが行われる際、通信事業者3社が利用している。

 

コンシステルは2013年3月に免許を取得した。IDAによると、コンシステルは2014年6月、姉妹会社のコンシステル・スプリントへの免許譲渡を申請した。この際IDAは、譲渡契約書の案、実行済みの場合はその契約書を提出するよう通知。コンシステルは同11月、契約書の案を提出し、IDAは2015年5月、譲渡を原則承認した。

 

しかし今年1月IDAは、コンシステルは譲渡契約を2013年10月に交わし、また2014年にいくつかの契約条項を修正しており、2014年2月に譲渡が行われたとの通報を、スプリントの複数の取締役から受けた。

 

実行された契約書をコンシステルがIDAに提出しなかったことを、重要情報の故意による隠ぺいとIDAは断定。譲渡の原則承認を取り消した。

 

また虚偽の情報を政府職員に提供したことは重大とし、警察に届け出た。コンシステルは国内4社目の通信事業者免許の取得を目指しているが、取得レースからの脱落は確実だ。

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