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経済

2016年8月12日

銀行向けブロックチェーンアプリ、IDAなど3者が共同開発

〈シンガポール〉

シンガポール情報通信開発庁(IDA)、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ、香港上海銀行(HSBC)は8月10日、貿易処理に関する画期的ソリューションの試作品を開発したと発表した。

 

ブロックチェーン技術に基づくソリューションで、輸出業者、輸入業者、取引銀行間の情報交換をデジタル化し、効率の高い、安全で透明な貿易取引を実現するという。

 

ブロックチェーンは元々ビットコインの取引履歴を指す言葉で、一種の台帳。取引データはブロックにまとめ、ネットワークに参加しているコンピュータに分散されて保存されており、データの変更、改ざんは事実上不可能だ。このためセキュリティーが守られ、中心的機能を持つ者の存在も不要となる。

 

輸出入業者、銀行間で情報をやり取りする信用状(LC)と同形態で、違いは、文書でなくデジタル情報で取引が同一ネットワーク内で行われることだ。

 

既に概念実証を行っており、輸出・輸入文書の処理の簡素化、間違いの削減が可能だという。今後、企業、船荷主の参加を得て商業利用に向けた実証試験を行う。

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