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経済

2016年8月8日

バルチック海運取引所の買収、SGXが正式提案

〈シンガポール〉
シンガポール取引所(SGX)は、海運市況を集計する、1744年創設の英バルチック海運取引所の買収を正式に提案した。買い取り提示価格は1株160.41ポンド(約2万1,000円)で、総額7,760万ポンド(約103億円)。

 

買収が成立すればSGXは別に1株18.8ポンド(約2,500円)の配当も実施する。不動産価値を考慮し、また配当を除いた買収提案額はバルチック取引所の2015年の純利益(130万ポンド、約1億7,000万円)の40~45倍。

 

バルチック取引所は株式非公開会社。株式保有率で十分な数の株主が買収提案に賛成し、取締役会も買収に同意した時点で、詳細な買収提案書が株主に送付され、買収を受け入れるかを決める株主総会が開催される。SGXは5月に、バルチック取引所との独占交渉権を獲得していた。株主は約380人。

 

SGXの発表によると、買収が成立した場合、バルチック取引所の本部はロンドンから動かさず、またデータ使用料金も5年間据え置く。

 

SGXは2011年、豪州証券取引所の買収を目指したが、豪当局の認可を得られず断念したことがある。大型買収案件はそれ以来。

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