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国際

2016年8月5日

馬・尼・比の3ヵ国、スールー海で合同パトロールを開始

〈クアラルンプール/ジャカルタ/マニラ〉
インドネシア・バリ州のヌサ・ドゥアで8月2日まで開催されたマレーシア、インドネシア、フィリピンによる3ヵ国閣僚会議で、フィリピンの南西およびマレーシア・ボルネオ島の北東に位置するスールー海において合同パトロールを実施することで3ヵ国が合意した。同会議では、マレーシアのヒシャムディン・フセイン国防相、インドネシアのリャミザード・リャクドゥ国防相、フィリピンのデルフィン・ロレンザーナ国防相が協定に調印した。

 

インドネシア外務省のスポークスマン、アルマナサ・ナシル氏は4日、「3ヵ国の海軍は、同エリアの船舶などで緊急の支援が必要となった場合に限り、海域国の許可を得られれば駆けつけることが可能となった。この協定では既に手順が話し合われているので、すぐにでも実施できるだろう」とコメントした。

 

同海域では近年、フィリピンのイスラム過激派組織アブ・サヤフによる船員の拉致事件が多数発生している。今年に入り船員数人が解放されたものの、未だインドネシア人10人、マレーシア人5人が拉致されたままとなっている。合同パトロールを実施することによって警備を強化するほか、各国海軍のトレーニングも兼ねることが狙いという。

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