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社会

2016年8月1日

過激思想をフェイスブックで広めた在豪の男、治安維持法で拘束

〈シンガポール〉
内務省は、フェイスブックを通じ過激思想を広め、テロ行為をイスラム教徒に扇動したとして、ズルフィカル・モハマド(44)を治安維持法に基づき拘束した。

 

ズルフィカルはシンガポールで問題を起こし、豪州に14年間居住していたが、7月1日、帰国したところを逮捕された。内務省が発表した。治安維持法では裁判手続きなしでの身柄拘束が可能だ。

 

ズルフィカルはフェイスブックへの投稿でイスラム国(ISIS)と、斬首など彼らの行為を礼賛。中東やミャンマー、フィリピンで武器を手に「聖戦」を起こすよう呼び掛けており、内務省は「宗教を口実にISISのテロ行為を正当化した」と断定した。

 

ズルフィカルの影響を受けたシンガポール人は2人で、1人は昨年7月、拘束された。ズルフィカルはシンガポールで若者向け研修を計画していた。シンガポールをイスラム国にする意図があったという。

 

ズルフィカルが過激思想に染まったのは2001年。翌年、公営初等学校の女子生徒は頭を頭巾で覆うのを許容されるべきと主張し、イスラムの主流派と対立。同年、家族とともに豪州に移住。過激思想の唱道者と接触を保った。

 

イスラム問題担当大臣のヤーコブ・イブラヒム氏は「いかなる形にせよテロを支持する者には警戒が必要」とコメントした。

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