シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPオフィス賃料が下落、民間住宅は空き家率が16年ぶりの高水準

経済

2016年7月25日

オフィス賃料が下落、民間住宅は空き家率が16年ぶりの高水準

<シンガポール>
オフィス、小売り施設の賃貸料下落が止まらない。都市再開発庁(URAI)の発表によると、中心街のオフィス賃貸料は前期比3.5%下落した。下落は5・四半期連続。

 

オフィスは供給過剰が確実で、需要は特に金融セクターで弱く、先行きは厳しいとアナリストは見ている。CBREによれば、空室率は2桁になる可能性もある。

 

一等地の小売り施設の賃貸料は3.9%下落した。下落は6・四半期連続で、下げ幅も2011年第2四半期以来の大きさだった。

 

全土でのショッピングモールの空室率は7.8%。オーチャード商店街の空室率は9.2%と高かった。

 

民間住宅価格は0.4%下落した。下落は11・四半期連続。しかし下げ幅は縮小している。

 

民間住宅の空き家率は8.9%で、1.4ポイントの上昇だった。2000年第2四半期以来の高水準。多数の住宅が第2四半期に完成したことが要因の1つ。空き家の住宅数は3万310戸。

 

上半期に完成した住宅は1万1,385戸で、サビルズ・シンガポールのアナリストは、空き家数は今後も少しずつ増加すると予想している。

 

住宅取引数は前年同期比11%増の4,550件で、住宅ローン規制が強化された2013年第2四半期以来の高水準になった。

 

価格は、中心街のコンドミニアムがわずかに上昇したが、郊外物件は0.5%下落した。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPオフィス賃料が下落、民間住宅は空き家率が16年ぶりの高水準