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社会

2016年7月4日

医療補助詐欺容疑、歯科医を告発

〈シンガポール〉
保健省は、医療費補助制度のコミュニティー・ヘルス・アシスト計画(Chas)を悪用した詐欺が多くの開業医院、歯科医院で行われているとみており、警察に捜査を要請した。既に歯科医院2ヵ所を摘発し、営業停止を命じた。

 

Chasでは政府補助の対象者が受診した場合、民間の外来診療所は補助額の分を保健省に請求する。

 

しかし監査、また患者からの苦情で詐欺が行われている疑いがあることが分かった。営業停止を命じられたのは、歯科医院を経営するフェニックス・デンタル・サージェリーのアンモキオとマリーン・パレードの診療所。保健省は詐欺容疑で警察に告発した。Chasを利用している診療所は1,500余り。

 

フェニックスの場合、実際には行っていない医療行為を行ったとして補助を請求しているとの苦情が患者から寄せられた。

 

監査では疑わしい行為が多数、発見されているが、日付の間違いなど意図しない間違いもあるという。

 

疑わしい行為として見付かったのは、
●単純な医療行為をしながら、複雑で費用の掛かる行為を行ったとして補助を請求。
●補助対象でない医療行為をしながら、補助対象の行為とし補助を請求。
●治療が完全に終わっていないのに、治療をすべて行ったとして請求。

 

昨年は65万人への治療行為に対し1億6,700万Sドル(約127億円)の補助が実施された。

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