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経済

2016年6月27日

英国のEU離脱、リンギに下落圧力強まる予想

〈クアラルンプール〉
欧州連合(EU)からの離脱か残留かを問う英国の国民投票で、離脱派の勝利が決まり、英ポンドは下落。相場は前日の1ポンド=5.94リンギ(約148円)に対し24日は5.69リンギ(約141.8円)とリンギ高になった。一方で対米ドルでは4.11リンギ(約102.4円)となり2.37%下落した。

 

格付け会社マレーシアン・レーティングのノル・ザヒディ主任エコノミストは、安全資産への逃避で米ドル、円が値上がりするため、新興市場の通貨は当分、下落圧力にさらされるとみている。またサンウェイ大学ビジネススクールのイア・キムレン教授も同様の見解を示している。

 

一方で、ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)で、投票結果が明らかになった24日午後は株価指数が下落したが、その後は持ち直し、終値は前日比0.36%の下落にとどまった。

 

ザヒディ氏は、英国はマレーシアの総貿易の1%を占めるにすぎず、貿易面の影響はごくわずかにとどまると指摘した。フォレックスタイムのアナリストは、EUを離脱することで英国は経済関係を多様化する必要に迫られるため、英国とマレーシアが貿易関係を拡大する好機となると指摘した。

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