シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPシンガポールの生産性向上率は英米以上、コンサルティング会社調査

経済

2016年6月10日

シンガポールの生産性向上率は英米以上、コンサルティング会社調査

〈シンガポール〉
コンサルティング業者オックスフォード・エコノミクスの調査によれば、シンガポールの生産性向上は顕著だという。

 

2000年から2015年にかけてのシンガポールの生産性向上率は年1.5%で、同様の高所得国である米国を0.3ポイント、英国を0.9ポイント上回った。オックスフォード・エコノミクスは、イングランド・ウェールズ勅許会計士協会(ICAEW)の委託で調査を行った。

 

報告書をまとめたキショア氏は、シンガポールは設備、人材への投資に必要な原資として高水準の貯蓄があり、生産性の改善をもたらしたと指摘した。

 

東南アジア諸国連合(ASEAN)の生産性改善も年3%と目覚ましく、中南米の生産性を2ポイント、アフリカの生産性を1.44ポイント上回った。

 

けん引力としてキショア氏は農業主体の経済から、製造業、サービス業への転換を挙げた。ベトナムを例にとると、農業従事者は労働力の60%を占めていたが、2015年は40%に縮小した。都市化の拡大でこの先、ASEANはさらに生産性の改善が見込めるという。

 

しかし経済見通しは不透明だ。シンガポール以外の加盟国はすべて財政が赤字で、財政措置を講じる余力が限られているという。

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